中沢啓治作 まんが 『はだしのゲン』 翻訳出版グループ
 
アラビア語について
 2010年2月プロジェクト・ゲンにカイロ大学文学部日本語学部のマーヒル・エルシリビーニー教授からメールが入りました。
 エルシリビーニー教授は1987年〜1992年,広島大学に留学、同大学で博士号を取得しました。日本で大変世話になった方々、特に広島や沖縄の人たちに大変親切にしてもらい、そのお礼に平和を広げる人たちにお礼がしたいということでした。
「アラブ人は日本人にさまざまなことが学べると思いますが、日本人の文化、特に日本人の心の底である平和をまず学ぶべきでしょう。そのため、戦争の体験をして困った日本人の話をアラビア語に翻訳したいと思います。」(一部抜粋 原文のまま)
と、プロジェクトゲンに著作権の問い合わせなどがありました。その後、国際交流基金を受けたマーヒル・エルシリビーニー教授は、『ゲン』のアラビア語訳を始めました。
 アラビア語に関しまして6月1日付けの朝日新聞の「風」の欄にマーヒル・エルシリビーニー教授に関する記事が掲載されました。また、6月18日の朝日新聞「声」の欄にアラビア語を学ぶ女子大生からの上記記事に対する投稿がありました。(下記)         

朝日新聞 2014年6月18日


朝日新聞 2014年6月1日